待機ブロック

待機ブロックにより、シーケンスの次のブロックを続行する前に、何かに対してプログラムを待機させることができます。一定時間、センサーが一定の値に達するまで、またはセンサー値が変化するまで待機することができます。
ヒントと豆知識
待機ブロックは、ロボットを停止させません。ブロック開始時点でいずれかのモーターがオンになっている場合、待機中にそのモーターはオンのままとなります。
待機モードの選択


モード セレクター
入力

モード セレクターを使って待機モードを選択します。時間モードを選択して、一定時間(秒)待機します。センサー タイプと比較モードを選択して、センサーが一定の値に達するまで待機します。センサー タイプと比較モードを選択して、センサーが新しい値に変化するか、一定量変化するまで待機します。

利用できる入力内容はモードごとに異なります。
時間


時間モードで、待機ブロックは秒の入力で指定した時間量だけ待機します。時間は待機ブロックの開始時点から測定されます。
ヒントと豆知識
に小数点を含めることができます。例えば、2.5 秒は 2 秒と 1/2 秒だけ待機することになります。
表示ブロックの「表示されたアイテムの表示継続」でプログラムの例を確認してください。
センサー比較モード
待機ブロックに表示されるセンサー タイプのいずれにも、1 つか複数の比較モードがあります。比較モードは、センサーから継続的にデータを読み込み、それが指定した量だけ変化するまで待機します。

このセンサータイプは、しきい値と比較したり、特定値と比較することができます。
センサーしきい値を待機する
しきい値の入力があるセンサー比較モードで、待機ブロックは、センサーから継続的に数値データを読み込み、これを指定したしきい値と比較します。しきい値の比較が真である場合、待機を止めます。例えば、カラー センサーが反射光の強さの値が 50 未満であることを検出するまで待機することができます。



モード セレクター
ポート セレクター
比較タイプの入力
しきい値の入力
測定値の出力

モード セレクターを使ってしきい値の入力のあるセンサー比較モードを選択します。ポートを使用するモードを選択する場合、ポート セレクターを使って、ポートがセンサーやモーターが接続されている EV3 ブロックのポートと一致することを確認します。

使用したい比較のタイプを比較タイプのリストから選択し、しきい値を入力します。しきい値の比較が真となるまで待機します。
ヒントと豆知識
待機ブロックの開始時に特定の比較がすでに真の場合、プログラムは直ちに次のブロックを続行します。
最終的なセンサー値は、測定値に出力されます。これを使用して、しきい値テストが真となる正確なセンサー データを決定することができます。

異なるセンサー タイプや提供されるデータの利用に関する詳細については、「センサーを使用する」ヘルプ記事をご確認ください。
特定のセンサー値まで待機する
次の待機ブロックの比較モードにより、特定のセンサー値まで待機することができます。

インテリジェント ブロック ボタン - 比較 - インテリジェント ブロック ボタン
カラー センサー - 比較 - 色
赤外線センサー - 比較 - 遠隔
タッチ センサー - 比較 - 状態
超音波センサー - 比較 - 存在
メッセージング - 比較モード
インテリジェント ブロック ボタン - 比較 - インテリジェント ブロック ボタン


1 つ以上のインテリジェント ブロック ボタンが押されるか、離れるか、またはバンプするまで待機することができます。例えば、中央ボタンが押されるまで待機することができます。インテリジェント ブロック ボタンに関する詳細については、インテリジェント ブロック ボタンを使用するをご確認ください。

入力された インテリジェント ブロック ボタン ID のセットで 1 つ以上のインテリジェント ブロック ボタンを選択し、動作として離れた、押された、またはバンプを選択します。待機ブロックは、選択したボタンのいずれかが選択した動作を実行するまで待機します。測定値の出力は、終了時にどのボタンが押されたのか(押された場合)を表示します。
このプログラムは、中央ボタンが押されるまでロボットを前方に動かし、それが済むと停止し、音を鳴らします。
カラー センサー - 比較 - 色


カラー センサーが 1 つ以上の特定の色を検知するまで待機することができます。例えば、カラー センサーが黒色を検知するまで待機することができます。カラー モードのカラー センサーに関する詳細については、カラー センサーを使用するをご確認ください。

色のセットの入力で 1 つ以上の色を選択します。選択した色の一つが検知されるまで、このブロックは待機します。検知された色は、測定値に出力されます。
赤外線センサー - 比較 - 遠隔



赤外線ビーコンでボタンが押されるまで待機することができます。赤外線センサーの詳細については、赤外線センサー 遠隔モードを使用するをご確認ください。

「遠隔ボタン ID のセット」で 1 つ以上のボタンを選択し、赤外線ビーコンのチャンネル番号を入力します。選択したボタンの一つが押されるまで、このブロックは待機します。押されたボタンの ID は、測定値に出力されます。
このプログラムは、赤外線ビーコンのボタン 1 が押された時、モーターの回転を開始し、そのボタンが離れた時に停止させます。離れた状態は、どのボタンも押されていない状態(ボタン ID = 0)まで待機することで検知されます。
タッチ センサー - 比較 - 状態


タッチ センサーが押された、離れた、またはバンプの状態まで待機することができます。詳細については、タッチ センサーを使用するをご確認ください。

状態の入力で、離れた、押された、またはバンプの状態を選択します。ブロックは、タッチ センサーが選択した状態になるまで待機します。
超音波センサー - 比較 - 存在


超音波センサーは近くの別の超音波センサーからのシグナルを検知するまで待機することができます。ブロックは、超音波シグナルが検知されるまで待機します。詳細については、超音波センサーを使用するをご確認ください。
メッセージング - 比較モード


特定のメッセージを受信するまで待機することができます。詳細については、メッセージングをご確認ください。
センサー変化モード
変化
待機ブロックに表示されるセンサー タイプのいずれにも、1 つか複数の変化モードがあります。変化モードは、センサーから継続的にデータを読み込み、それが異なる値に変化するか、指定した量だけ変化するまで待機します。

センサー値が一定量変化するか、異なる値に変化するまで待機することができます。
センサーが一定量変化するまで待機する
変化量を入力することができるセンサー変化モードで、待機ブロックはブロックの開始時点でセンサーの開始値を読み込み、センサーから継続的にデータを読み込みながら、その値が開始値から指定された変化量だけ変化するまで待機します。必要な変化の方向(増加、減少または任意)を選択することができます。例えば、カラー センサーからの周辺の光の強さの値が 10 増加するまで待機することができます。



モード セレクター
ポート セレクター
方向の入力
量の入力
測定値の出力

モード セレクターを使って変化量の入力のあるセンサー変化モードを選択します。ポートを使用するモードを選択する場合、ポート セレクターを使って、ポートがセンサーやモーターが接続されている EV3 ブロックのポートと一致することを確認します。

方向(増加、減少、または任意)で待機したい変化の方向のタイプを選択し、変化量を入力します。方向で「任意」を選択することにより、ブロックをセンサー値が一定の量だけ増加するか減少するまで待機させることができます。

最終的なセンサー値は、照明に出力されます。
このプログラムは、カラー センサーからの周辺の光の強さの値が 10 増加するまで駆動前に待機します。室内照明をオンにしている時またはセンサーで閃光がある時に、ロボットの駆動を開始することができます。
センサーが異なる値に変化するまで待機する
次の待機ブロックの変化モードにより、ブロック開始時点での値とは異なる値にセンサーが変化するまで待機することができます。

インテリジェント ブロック ボタン - 変化 - インテリジェント ブロック ボタン
カラー センサー - 変化 - 色
赤外線センサー - 変化 - 遠隔
タッチ センサー - 変化 - 状態
メッセージング - 変化モード
インテリジェント ブロック ボタン - 変化 - インテリジェント ブロック ボタン


「インテリジェント ブロック ボタン - 変化 - インテリジェント ブロック ボタン」モードは、インテリジェント ブロック ボタンのいずれかが押されるか離れるまで待機します。押された、または離れたボタンはボタン IDに出力されます。インテリジェント ブロック ボタンに関する詳細については、インテリジェント ブロック ボタンを使用するをご確認ください。
カラー センサー - 変化 - 色


「カラー センサー - 変化 - 色」モードは、カラーモード(0-7)のカラー センサーにより検出された色番号が変化するまで待機します。最後に検出された色は、に出力されます。カラーモードのカラー センサーの使用に関する詳細については、カラー センサーを使用するをご確認ください。
赤外線センサー - 変化 - 遠隔


「赤外線センサー - 変化 - 遠隔」モードは、赤外線ビーコンからのボタン ID が変化するまで待機します。ほとんどの場合、ボタン ID は、赤外線ビーコンのいずれかのボタンが押されるか、離れた場合に変化します。変化後に測定されたボタンの ID は、ボタン IDに出力されます。詳細については、赤外線センサー 遠隔モードを使用するをご確認ください。
タッチ センサー - 変化 - 状態


「タッチ センサー - 変化 - 状態」モードは、タッチ センサーの状態が変化するまで待機します。ブロックの開始時点でセンサーが離れた(押されていない)状態の場合、押されるまで待機します。ブロックの開始時点でセンサーが押された状態の場合、離れるまで待機します。最終的な状態は、状態に出力されます。詳細については、タッチ センサーを使用するをご確認ください。
メッセージング - 変化モード


「メッセージング - 変化」モードは指定されたタイプとメッセージ タイトルがメッセージを最後に一致したメッセージと異なる値で受信するまで待機します。

「メッセージング - 更新」モードは、一致するタイプ(テキスト、数値、またはロジック)およびメッセージ タイトルのメッセージを受信するまで待機します。メッセージ値はメッセージに出力されます。
入力と出力
待機ブロックで利用できる入力内容は、選択したモードに応じたものになります。ブロックに値を直接入力することができます。あるいは、データ ワイヤーを使って他のプログラミング ブロックの出力から入力値を得ることができます。
入力タイプ備考
数値時間モードで待機する秒数です。
比較タイプ数値しきい値のあるセンサー比較モードの比較タイプです。
0:= (~と等しい)
1:≠ (~と等しくありません)
2:> (~超過)
3:≥ (~以上)
4:< (~未満)
5:≤ (~以下)
しきい値数値しきい値のあるセンサー比較モードのセンサー データと比較する値です。
方向 数値数値センサー値が変化する方向です。
量の入力のあるセンサー変化モードで使用されます。
0 = 増加
1 = 減少
2 = 任意
数値センサー変化モードでのセンサー値の変化量
(個々のセンサー タイプの入力値)センサー データに関する詳細については、個々のセンサー タイプに関するヘルプをご確認ください。
待機ブロックの出力は、センサー比較モードまたはセンサー変化モードで、待機後に測定されたセンサー値となります。出力を利用するには、ループ内もしくはループ後のプログラミング ブロックに接続するデータ ワイヤーを使用します。
出力タイプ備考
(センサー タイプによって出力は異なります)センサー データに関する詳細については、個々のセンサー タイプに関するヘルプをご確認ください。
測定値 数値待機後のセンサー値です。
待機
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