ジャイロ センサーを使用する

ジャイロ センサーは回転運動を検知します。センサーのケース上の矢印の方向にジャイロ センサーを回転させる場合、センサーは回転速度を角度/秒で検知します。例えば、ロボットの一部が旋回している時や倒れる時、回転角速度を使ってこれを検知します。

さらに、ジャイロ センサーは回転角度合計を角度で追跡します。例えば、ロボットがどの程度旋回したかをこの回転角度を使って検知することができます。
ジャイロ センサー データ
ジャイロ センサーは以下のデータを提供することができます:
データタイプ備考
角度 数値回転角度(角度)
最終リセット時から測定されます。ジャイロ センサー ブロックのリセット モードでリセットします。
角速度 数値回転角速度(角度/秒)
ヒントと豆知識
ジャイロ センサーは、回転の単一軸の周辺の運動だけを検知することができます。この方向は、センサーのケース上の矢印によって示されます。意図した方向での回転を測定するため、センサーを正しい方向でロボットに装着するようにする必要があります。
角度とおよび角速度は両方とも正か負のいずれかとなります。時計回りの回転が正であり、逆時計回りは負となります。
ジャイロ センサーを EV3 ブロックに接続する際、「ずれ」を最小化するため、完全に静止した状態で接続する必要があります。
角度は時間の経過とともにずれ、正確さが次第に失われてゆく可能性があります。最高の結果を出すには、角度を測定したい運動の前に、ジャイロ センサー ブロックのリセット モードを用いて角度をリセットしてください。
モーター回転センサーも回転を測定することもできますが、モーターの回転部分のみ対象としています。
「ジャイロ センサーを使用する」の例
プログラムのジャイロ センサーの使用法の例が以下に示されています。
例 1:指定された角度による旋回
このプログラムは、ロボットを左側に 90 度旋回させます。「ジャイロ センサー - 変化 - 角度」モードで待機ブロックを使って、回転角度が 90 度変化するまで待機します。
ヒントと豆知識
ヒント:上記のプログラムは待機ブロックの変化モードを使用するため、待機ブロックの開始ポイントに比例した角度の変化を測定します。それゆえ、動作前にジャイロ センサーをリセットすることが必要となります。
例 2:回転角速度メーターの表示
このプログラムは、ロボットに回転角速度をグラフィカルに表示させます。ジャイロ センサー ブロックは回転角速度の数値を測定し、その値は EV3 ディスプレイの長方形の幅を変更するのに利用されます。
ジャイロ センサ ブロックとモード
以下の表では、ジャイロ センサーと併用できるすべてのプログラミング ブロックとモードを示しています。
ブロックモード使用例
待機 ジャイロ センサー - 比較回転角度または角速度が一定の値に到達するまで待機します。
待機ジャイロ センサー - 変化回転角度または角速度が一定量変化するまで待機します。
ループ ジャイロ センサー回転角度や角速度が一定の値に達するまでブロックのシーケンスを繰り返します。
スイッチ ジャイロ センサー回転角度や角速度に基づいた 2 つのブロックのシーケンスから選択します。
ジャイロ センサー測定回転角度や角速度を測定し、数値データ ワイヤーで結果を取得します。
ジャイロ センサー比較回転角度や角速度をしきい値と比較し、ロジック データ ワイヤーで結果を取得します。
ジャイロ センサーリセット回転角度をゼロにリセットします。
データロギングジャイロ角度
ジャイロ角速度
データロギングをご確認ください。
ジャイロ
クイックリンク